【経済結社SSA|笹川能孝主宰】からのお知らせ

私達SSAは、独立不羈の精神を持つ中小企業経営者及び個人事業主を対象とした経済結社です。 令和5年9月より、発足以来15年慣れ親しんだ銀座より千代田区永田町へと会場を移します。 従来より勉強会としてのカラーを一層強くした少人数制の会に生まれ変わります。 尚、経営者を中心とした勉強会ですが、ゲストスピーカーには原則経営者を招聘しません。 それは、普段触れ合うことのない業界、文化人の方々より講話を聞くことで凝り固まった右脳を動かす目的があるからです。 併せて、経営者としての人間力を修練し、日々の経済活動における新たな気づきやヒントを得られる感性を研磨することに重きを置いています。 この経済結社SSAの存続意義・根幹となっている教えが、主宰笹川能孝の著書『笹川流』にあります。 是非、早速笹川流をお読み頂きたく思います。そして、今まで貴方のインサイドで何かが動きましたら、きっと縁があるのだと思います。迷わず会合へお越し頂きまして、そのナゾをご自身の肌で確かめてみてください。 笹川をはじめ、会員一同お待ちしております。

太宰治 「正義と微笑」 

勉強というものは、いいものだ。代数や幾何の勉強が、学校を卒業してしまえば、もう何の役にも立たないものだと思っている人もあるようだが、大間違いだ。

植物でも、動物でも、物理でも化学でも、時間のゆるす限り勉強して置かなければならん。日常の生活に直接役に立たないような勉強こそ、将来、君たちの人格を完成させるのだ。何も自分の知識を誇る必要はない。

勉強して、それから、けろりと忘れてもいいんだ。覚えるということが大事なのではなくて、大事なのは、カルチベートされるということなんだ。カルチュアというのは、公式や単語をたくさん暗記(あんき)している事でなくて、心を広く持つという事なんだ。つまり、愛するという事を知る事だ。学生時代に不勉強だった人は、社会に出てからも、かならずむごいエゴイストだ。

学問なんて、覚えると同時に忘れてしまってもいいものなんだ。けれども、全部忘れてしまっても、その勉強の訓練の底に一つかみの砂金が残っているものだ。これだ。これが貴いのだ。勉強しなければいかん。そうして、その学問を、生活に無理に直接に役立てようとあせってはいかん。ゆったりと、真にカルチベートされた人間になれ! 

SSAとは

SSAには、会の規則が存在しない。

主宰及び会員からの営業行為も存在しない。それは、ここにいる経営者を見れば、すぐにわかる。だから、真の意味で経営者が、意思決定という世界から開放されて、「無」になることができる。では、「無我」になって、経営者はここで何を得るためにやって来るのだろうか。

「風火家人(ふうかかじん)」: 内が治まれば、外が治まり、全てが治まる。 行くべき道の始まりは、内にあり。

「離見の見(りけんのけん)」: 演者が、自分を離れた観客の立場になって自分の姿を見る。

SSAには、実に多方面、多地域より様々な背景をもった経営者が所属している。したがって、入会基準はある一点を除いては、ほとんど存在しない。それは、「日本の国体を理解している経営者」又は「自国のアイデンティティをしっかりと学ぼうとする経営者」。

これが、会員が発足以来育んできた「会風」であり、SSA文化である。

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