令和4年11月17日懇談会「マッカーサー記念室」で語る戦後日本の舞台裏

第120回 SSA懇談会

ゲストスピーカー

第一生命保険株式会社 大宮支社長

 坂口 太(さかぐち ふとし)

テーマ「マッカーサー記念室」で語る戦後日本の舞台裏

今回の特別見学会では、第一生命大宮支社長の坂口太氏のご案内により、マッカーサー記念室を公開するほか、終戦直後の日本をめぐるさまざまな動きや第一生命社の120年の歩み・取組み・社屋の変遷等についての展示物をご覧いただく予定です。
GHQ に接収された「第一生命館」は、現在の日本国憲法の原型である GHQ 草案が作られるなど、戦後の日本をかたちづくるさまざまな舞台となりました。
このとき、マッカーサー元帥の執務室となったのが6階の社長室です。これが今回特別公開するマッカーサー記念室です。マッカーサー元帥はたいへん几帳面で、何事も即断即決するため、引き出しのない机を愛用したと言われています。また、たいへんヨットが好きで、英国人画家オルドリッジにより描かれたヨットの絵を2枚部屋に飾りました。
第一生命はこの部屋を当時のたたずまいをそのまま残し歴史を語りつづける部屋として、机や椅子とともに、当時のまま保存しています。
その後、サンフランシスコ平和条約が発効し、総司令部が市ヶ谷に移転した1952年の7月7日に、「第一生命館」は6年10か月にわたる接収が解除されて返還されました。第一生命は本社を「第一相互館」から「第一生命館」に移転し、同年9月1日に業務を開始しました。
当日は日本国軍やGHQの貴重な裏話などを聞きながら、日本の歴史を探っていただければと存じます。

<略歴>

1969年生まれ。1992年 第一生命保険株式会社 入社。2012年福井支社長となり、その後、本社、都心総合支社、現大宮支社長として、支社長4ヵ所目となる。社長賞、総合優等賞等組織経営で数々の賞を受賞。直近では、従業員エンゲージメント向上に取り組み、高いスコアにつながっている。(日経電子版掲載)

趣味:大相撲(出羽海部屋幹事スカウト)、剣道六段、歴史・社史研究

第120回 SSA懇談会

◎開催日/令和4年11月17日(木)
◎受付・集合/17:30
◎講演・見学会/18:00-19:30
◎懇談会/19:30-21:00(近隣飲食店を予定)
◎会 場/<マッカーサー記念室>
〒100-8411 東京都千代田区有楽町1-13-1 第一生命日比谷ファースト
◎会 費/会員・ビジター 10,000円(マッカーサー記念室の見学は無料となります。)

新型コロナウィルス感染拡大の状況により、オンライン対談又は中止となる場合がございますので予めご了承ください。